[PTA役員選出]トラブルにならない決め方を勝手に提案したい![人間関係ストレス]

子どもが小学校に通うようになった時、心配事のひとつだったPTA役員。
特に上の子が通いはじめたばかりの1年目は、よく分からなくて不安でした。
決め方や任期や仕事内容は学校によってそれぞれ違います。
お隣の小学校でも違いますからね、完全にその小学校のオリジナルです。
ただ、変な決め方だと思ったとしても、1年任期の役員を終わる頃に声を上げる人はほとんどいません。(役員をやった人は基本、もうやらなくていいので)その変な決め方が何年も続きます。

 役員が決まるまでの時間

うちの子どもが通っている小学校では、立候補→くじ引きという流れです。
一度役員をやるとそのあとはやらなくていいので、立候補する人も一定数はいます。
ただ、人数的に一度もやらなくていい人も出てくるわけです。
くじ引きをする人は、絶対にやりたくない人・立候補はしたくないけれど、決まったらやりますという人・とにかく何も言わない人など、『できれば』や『絶対に』やりたくない人の集まりなわけです。
立候補→くじ引きで『はい決まり』とはならないのです。
立候補はすんなり終わりますが、くじ引きに入るまでも長い。しかも暗い。
「うちは夫が単身赴任で…」
「仕事が忙しくて…」
「介護しないといけない人がいなくて…」
「…」(何も話さない)
暗い話がどんどん続くのです。
来年度の役員は2月に決めるので、話し合いをする会議室の気温は寒いし、雰囲気も凍りついてます。
くじ引きまでの氷の時間を過ぎ、なんとかくじ引きが終わります。
しかしそのあと、泣き出す人がいたり、「やっぱりできない」と自分抜きで再度くじ引きを要求する人など、氷の呪いはとけないのです。

娘の発言に目からウロコ

今回はくじ引きのあとくじ引きのやり直しなどはなく決まりました。(くじ引きのやり直しは相当レアケースですが)
うちはすでに役員をやったので、今年はありません。
役員は子どもに関わる事が多いので、家に帰って娘に
「来年の役員さんは〇〇ちゃんのパパと**ちゃんのママと…だよ」
と報告しました。娘は
「ふーん、△△ちゃんのパパがよかったなー」
と言ったのです。

目からウロコでした。

そもそも役員は誰のため

PTAは子どもと学校と保護者を結ぶ組織です。
学校で生活しているのは子どもたちです。
その子どもたちが学校でより過ごしやすくするために掃除をしたり、交通当番をしたりするわけです。
PTAは子どもたちのためにやることなのです。
目の前のPTA会議や資料作りってめんどくさそう…というところに目が向いているから、こんな決め方になってしまうのです。
ということで、PTA役員はこういう決め方はどうでしょう

新PTA役員決めを提案します!!

「子どもたちが役員をしてほしい人を投票する」

 子どもたちに
「イチコちゃんのママやってよー、イチコちゃんのママがいいなー」
と言われようものなら…私だったらやります!
「しょうがないなあ」なんて言いながらものすごくうれしい。(私は人に頼られるのが生きがいなので特に)
子どもたちが選ぶ人はきっと、頼まれたら進んで引き受けてくれる人ばかりのはずです。
やりますやりますという人だけがやってくれる人でもないんですよね。くじ引きを引いた人の中には頼まれればやってもいいという人もいるんですよね。
この提案が誰かの目にとまって全国のどこか1つの小学校でも氷の時間がなくなればいいなと思います。

 

え?うちの小学校に提案?
いや、私もう役員やっているから対象外なので…このままでいいかな…。
…立候補→くじ引きが何年も続きます。(ちーん)